最終戦レポート
レポートやっとアップ出来ました〜。
今回はチーム用なので永田選手も登場しております。
それではど〜ぞ(^O^)
大会名:ジャパンシリーズ第5戦/会場:石川県瀬女高原スキー場/天候:晴れ/気温:スタート地24℃・ゴール地25℃/コース:全長3650m/標高:スタート地1010m・ゴール地344m/コースコンディション:ドライ/日時:2008/10/16〜18日
井手川 直樹 : 予選:5位・決勝:25位
永田 準也 : 予選:11位・決勝 :2位
レポート
5月から始まったジャパンシリーズも今回で最終戦となり、来年のBIBナンバーを決める為のポイント争いからも目が離せない大会となった。
今回のコースは雨が多く日本でも1番レベルが高いとされ、名所でもあるブナ林は斜度がとてもきつく路面には木の根が張りめぐらされ、難易度はとても高くなっている。
しかしレース1週間前から雨が全く降らず、コースはこれまでにないドライコンディションとなっていた為、難所であるブナ林は「良く止まる」「良く曲がる」事が出来、今回はとてもブナの難易度が低く感じられた。
しかしいつも以上に速度は速く路面からは大きな石や砂利などが出てきており、ラインを外してしまいやすいコース状況へと変化していた。コース前半は高速区間が続く為ベストなラインに入るのに少しでも遅れてしまったり、オーバーラインしてしまうと大きく失速してしまいタイムロスを生む原因となる。
この様な高速区間では風の抵抗も大きく関わって来るので、選手達はライディングフォームを改善し失速をなくす努力を行ったり、少しでも速度が上がるよう個々にいつもにない動きが見られるレースとなった。
予選
ランキングのポイント争いが白熱している為、選手達は予選からいつもに増して集中してウォーミングアップする姿が見受けられた。もちろん井手川も永田もその1人であり予選から本気の走りをする事を決めていた。
まずは井手川からスタートした。スタート直後の走りこそ気合いが入り過ぎて硬くなってしまったが、その後のハイスピードセクションでは空力フォームもしっかり行い、良いペースでブナ林まで走れていたが、ブナ林に入ってからライン取りをミスしてしまい、最短ラインではなく大きく廻り込みブレーキもかなり掛けな くてはいけないラインへと変更を余儀なくされた。そこで大きくタイムロスした事は明らかだったが、気持ちを落ち着かせなんとかブナ林を抜け、その後のゴールまでは大きなミスもなく走り切る事が出来た。やはりタイムは思う様に伸びず予選を5位で通過する事となった。
続いて5番手で永田がスタートした。永田は昨年このコースで生涯初となる優勝をしており、永田自身も得意とするコースの為、好タイムが期待されていた。
スタートから攻めの走りで思う様に乗れていた永田は、得意とするブナ林を誰もが速いと感じるほど軽やかに、そしてスムースに駆け抜けて行った。
しかしゴール前のテクニカルセクションでオーバースピードのままコーナーに進入してしまい、そのまま曲がり切れずコースアウトをしてしまった。運悪くそこはコース以外が崖のようになっていた為、そこからバイクを引き上げるのに時間を多く使ってしまいロスする事となった。それでも予選を11位で通過し、決勝ではミスをなくせば優勝を狙える位置にいる事を確信していた。
決勝
今大会も予選から決勝開始までの時間が約2時間と短く、その間の体力の回復方法や食事の摂取方法なども、決勝を良い走りでまとめるにはとても大事な要素となった。
井手川は体力温存と回復に努め、入念にストレッチやウォーミングアップを繰り返し行った。
永田は予選での転倒を決勝まで引きずらないよう、良い走りとコースチェックのイメージトレーニングに時間を上手く使った。
井手川:2005年と2006年に今回とほぼ同じコースで行われたレースでは、2位に10秒以上タイム差付け優勝を飾っているだけに、好タイムを出せる自信を人一倍持ってレースへと臨んだ。
予選ではスタート直後に動きが硬くなってしまていたが、決勝ではそのような事もなくスムースに走れていた。それからコースの3分の1を終えようとした時だろうか、1つ目のシングルを抜けハイスピードセクション差し掛かった時に「ガツン」という音がフロントホイールから聞こえてしまった。瞬時に「あっ、やっちゃった?」とパンクの可能性を疑いながらも、その後のコースが直線だった為、半信半疑で走る事にした。
そして大きく左に曲がるコーナーでフロントに荷重を掛けてパンクを確かめた時、「ブリブリ〜」とタイヤが変形してしまいパンクした事を確信した。
しかしタイヤにはパンクしても空気漏れを防ぐようにパンク修正剤を使用していた。「どこまでもつだろう」と思いながらも走っていたが、コースはまだハイスピードセクション、タイヤに大きく負担が掛ってしまう為空気は多く抜けてしまい、まともに走り切る事は出来なくなった。
かなり悔しく走るのを辞めようと思ったが、コースには多くの応援して下さる方がいた為、申し訳ないと思いながらも感謝の気持ちを抱きゴールする事にした。
後からタイヤを確認したところ、石などでタイヤのサイドを大きく破損していた為、パンク修正剤では対応しきれない状況となってしまっていた。
永田:スタート前から良い気持ちで準備が出来た永田は「早くスタートしたい」と言っていた様に、スタート直後から積極的にぺダリングして、攻めの走りで各セクションをクリアしていった。
しかしブナ林をクリアしようとしたところだろうか、攻める余り少しリズムを崩しラインを外しかけてしまった、その時フロントホイールが何かに引っ掛かり前転しそうなほど大きく体が前に倒れてしまったが、なんとかパワーで持ちこたえ転倒を避ける事が出来た。
そこで少しタイムロスしたものの残りのセクションを気持ち良く攻める事ができ、ゴールした時は予選1位の安達選手のタイムを3秒以上上回る好タイムでゴールする事が出来た。
しかし永田の目標タイムとする4分38秒には2秒遅れる事となり永田の顔からは笑顔は見られなかった。
その後最終走者の安達選手がゴールするまではタイムを更新される事はなかったが、最終走者の安達選手がゴールし掲示されたタイムは4:40:413の1位と表示された。永田のタイム差は1位と0.527秒。結果2位となり悔し涙を飲んだ。
井手川選手コメント
今回のレースはランキングを1つでも上げるための大事な試合で、とても気合いを入れて臨んだレースだけに凄く残念な気持ちでいっぱいでした。
パンクと言う結果も自分のメンタルの弱さと技量の少なさから起こったトラブルだと痛感していますので、これからまたそれらを練習の課題とし来シーズンに向けて頑張って行こうと思っています。
最後にアジア選手権というBIGレースが残っていますので、上手く気持ちを切り替えて今シーズンを優秀の美で飾りたいと思います。
一先ずお世話になりましたスポンサー様、いつも応援して下さる皆様、今シーズンのJシリーズは思う様に行かない事が多く、ご期待にお応えする事が出来ずチャンピオン獲得を逃してしまいましたが、皆様のお力でなんとか今シーズンを無事終える事が出来まして感謝致しております。
ありがとうございました。
来シーズンこそはチャンピオン奪還目指して頑張りますので、ご支援ご声援の程宜しくお願い致します。
永田選手コメント
今回のレースは良い所も悪いところもあった。良い所は気持ちの面で常に攻めの姿勢で望めた事。
レース展開もリズムがしっかり掴めていたし、思うように攻められたレースだったと思います。
良くなかった部分は、練習でミスしなかった部分で起こった本番でのミス。
結果は2位になってしまいましたが、来シーズンに繋がるレースになったと思います。
このメンタルと攻めの姿勢を忘れずに、オフシーズンもトレーニングを積んで行きたいと思います。
今シーズン応援して下さいました皆様、ありがとうございました。
来年こそ表彰台の常連になれるよう頑張って行きたいと思います。今後とも宜しくお願いします。